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アンヒンジドよりQuestion Elemental?

現地時間4月26日の間、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社開発部の主席デザイナーのMark Rosewater事マローが、自身のブログでプレイヤーからの『未来のMTGで○○はあり得るかどうか』を答えていく『If/When Day』の質問を答えていた。本記事では興味深い返答をピックアップし日訳していく。

去年の『If/When Day』2019年版のピックアップはこちら

あり得るかあり得ないか

マローはあり得るかどうかの答えに以下のカテゴリー分けをすることで疑問に答えていく。
Big When (大いにあり得る) - 実現するのは時間の問題だと思われるカテゴリー。 
Little When(そのうちあり得る)- そのうち実現すると思われるが、自信をもって絶対とは言えないカテゴリー。
Little If(あり得るかもしれない)- 実現するかどうかはわからないが、条件さえそろえば実現するかもしれないカテゴリー。
Big If(あり得るとは言い難い)- 最も懐疑的なカテゴリー。絶対ないとは言い切れないが、四つのカテゴリーの中で一番実現しにくいと思われる。

なお注意書きとして、以下の答えはすべてマロー個人の経験に基づいた返答であり、返答についてはエンターテインメント指向であること。また、答えを知っている場合でもその事実は無視して答えていくこと。大いにあり得ると答えてもそういう計画は現在ないかもしれないし、あり得るとは言い難いと答えても来年起きるかもしれない等と前もって語っている。


Q・ブラッシュワグの再登場。
A・そのうちあり得る。イコリア以前に聞かれたらならばあり得るかもしれないと答えていたが、新しいブラッシュワグは好く受け入れられたため再登場の可能性は上がったと言えよう。

Q・Seb McKinnonによる基本土地サイクル。
A・大いにあり得る。
Seb氏が断らない限りそのうち出るであろう。

Q・スタンダードセットにスリヴァーの再登場。
A・
そのうちあり得る。スタンダードに十分なデザインスペースを確保するのは少々難しいが、不可能ではない。

Q・パウパーフォーマットに向けた特殊セットの登場。
A・
あり得るとは言い難い。特殊セットではパウパープレイヤーに向け再録カードの稀少度をコモンに押し下げることはできるが、製品としてTCGの基本アイデンティティであるアンコモン・レア・神話レアといった稀少度の概念を無視した物を作ることは難しいと思われる。

Q・Secret Lair等の製品での旧枠を使用したカード(もしくは旧枠風)の登場。
A・そのうちあり得ると想定している。


Q・次元『アラーラ』への回帰について。
A・
そのうちあり得る。回帰確率リストでの位置は高くないが、乗っている。

Q・別のプレインズウォーカーを扱った
マジック・オリジン2の登場。
A・
そのうちあり得る。リクエストはよく受けているため、そのうちやるだろう。

Q・スタンダードでの『
マッドネス』能力の再登場。
A・
あり得るかもしれない。一度スタンダードに再登場させたが、あまりよく受け入れられなかった。

Q・スタンダードでの《稲妻》の再録。
A・
あり得るかもしれない。環境をとても歪ませるカードだが、一度はやった。

Q・また別の神がいる次元の登場。
A・
大いにあり得る。我々は現実の神話に基づいたトップデザイン次元をよく作る。それには大体神が登場する。

Q・ラヴニカ4回目の
回帰。
A・
大いにあり得る。すぐにとは思わないが、またラヴニカに戻ってくる日があるだろう。

Q・
より一般的な条件の『相棒』カードの登場について。
A・
あり得るかもしれない。これ以上の相棒カードの作成には注意しなくてはならない。

Q・モダンホライゾン2の登場について。
A・
大いにあり得る。モダンホライゾンは成功だった、それは続編が出やすいことを意味する。

Q・追加の
根本原理について。
A・あり得るかもしれない。すべての3色の組み合わせのカードを作ったためこれ以上作る意味は減った。が、作らないという意味ではない。

Q・
プレインチェイス戦の追加について。
A・
そのうちあり得る。新しい次元があれから増えたためいつか出ることを願っている。

Q・四つの能力を持ったプレインズウォーカーの追加。(ジェイス、チャンドラ、ボーラスが持っている)
A・大いにあり得る。そのうち作るであろう。また、ガラクも1枚ある。

Q・毒カウンターの再登場について。
A・この答えは話題に上るだろう。毒カウンターの再登場については大いにあり得ると思う。どうやって実行するかは漠然としている。

Q・西部劇がモチーフの次元について。
A・
そのうちあり得る。西部劇テーマの次元は必然的に作られると思っていたが、少々難しい問題もあるようだ。

Q・クロスオーバーがテーマなセット。(ダンジョンズ&ドラゴンズ:ザ・ギャザリングみたいな)
A・
あり得るかもしれない。イコリア以前ならあり得るとは言い難いと答えていただろう。

Q・伝説の苗木の登場。
A・
あり得るとは言い難い。苗木クリーチャータイプはクリーチャートークンでしか使用されていない。

Q・リスのプレインズウォーカーの登場
について
A・銀枠ならあり得るかもしれない。黒枠ならあり得るとは言い難い。

Q・アショクの次元の登場について。
A・
あり得るとは言い難い。アショクのミステリーさはキャラクターの大事な一部なのだ。

Q・悪役のプレインズウォーカーが集合した『悪のゲートウォッチ』の登場
について。
A・
あり得るかもしれない。が、絶対とは言えない。

Q・ソリンとナヒリが同時に登場するセットについて。
A・
大いにあり得る。ただ一つ躊躇する点は両者とも白を含むため色のバランスに影響するかもしれないということだ。

Q・アンティルールがMTGに戻ってくる可能性について。
A・
あり得るとは言い難い。ほぼ無いに近い。

Q・MTG6番目の色の登場について。
A・
あり得るとは言い難い。『次元の混乱』での案が最もあり得た時だ。

Q・放浪者の正体を知る事について。
A・
あり得るかもしれない。それには強い理由が必要だ。

Q・あなたの最終目的であるMTGを死なせることを達成することについて。
A・
あり得るとは言い難い。時間をかけたが、私にはMTGを仕留められないかもしれないということを受け入れた。

Q・あたらしいアミナトゥの登場について。
A・
そのうちあり得る。彼女は人気のプレインズウォーカーだが、設定上強すぎるという課題がある。

Q・白マナを含んだリリアナの登場について。
A・
あり得るかもしれない。

Q・ギデオンの再登場について。
A・
あり得るとは言い難い。座って。君に悪い知らせがあるんだ。

Q・スタンダードや特殊セットでの『氷雪』カードの追加について。
A・
そのうちあり得る。氷雪はモダンホライゾンではよい評価を受けたため、また見ることになるだろう。

Q・イニストラードへの回帰について。
A・大いにあり得る。最も人気の高い次元の一つだ。

Q・《倍増の季節》の再録について。
A・プレインズウォーカーが存在するため、スタンダードでは
あり得るとは言い難い。それ以外だと大いにあり得る。

Q・新しいカードタイプの登場について。
A・そのうちあり得る。すぐとは言わないが、そのうち作るであろう。


Q・エネルギーとのシナジーがあるクリーチャーの追加について。
A・
そのうちあり得る。それはエネルギーが再登場した時に出てくるだろう。そうだ、エネルギーが戻ってくることには期待している。

Q・4色土地サイクルの登場について。
A・
あり得るとは言い難い。4色土地はサイクルでは作りたくはない。デッキに色を追加することはチャレンジであってほしいからだ。

Q・MTGの死について。
A・
あり得るとは言い難い。よく言っているが、マジックは私より長生きであろうと確信している。


『If/When Day』中マローは全部で200問近い疑問に回答している、興味がある方は他の問答についてもぜひとも覗いてみてもらいたい。