
ミラディンの傷跡より《オパールのモックス/Mox Opal》
2月15日にMPLメンバー、Piotr Głogowski氏がMagic Onlineの『競技リーグ:モダン』でモダンフォーマットでの使用禁止を受けた《クラーク族の鉄工所/Krark-Clan Ironworks》を使用していた旧『KCI』デッキのパーツを多く共通したアーティファクトデッキで5‐0したことが話題になっている。
勝ち筋としては《研磨基地》を使い、まず自分のデッキを削り、墓地をコンボパーツで肥やし、戦場と墓地に《マイアの回収者/Myr Retriever》がいる状態でループを発生させ、相手を無限ライブラリーアウトさせるといったもののようだ。メインボードには《練達飛行機械職人、サイ/Sai, Master Thopterist》も採用されており、トークンを生み出しながらLOを展開していく。
旧KCIの強力だったマナ支払い時のルールを突く、『複数の死亡誘発型能力を同時にスタックに積む』ことはできなくなったが、《研磨基地》の採用で高速で必要なコンボパーツを墓地に落とすことが可能になったことから完全なダウングレードというわけではなさそうだ。
禁止されてから数週間で『復活』の姿を見せた『KCI』デッキがコミュニティで話題を上げる中、『たった一回の5‐0で浮かれすぎだ』『2枚でKCIを再現したところで劣化でしかない』という指摘も上がっている、が、すでに多くのカードショップでは《類似の金床》の倉庫切れを起こしている事から、今後のモダンコミュニティではこのデッキの研究は進められると考えられる。
再度メタに戻ってくるかはどうかは現時点では不明だが、ここ数日で《類似の金床》が高騰の動きを見せることは避けられないようだ。
ちなみに競技リーグでデッキを回しているPiotr Głogowski氏の配信はこちらでやこちらで観れる。(Twitch)
『たった今、配信で5‐0した。WoTCはオパールのモックスと古きものの活性を禁止するべきだったね。』We just 5-0'd with this on my stream, should have banned Mox Opal and Stirrings dear wotc pic.twitter.com/bY2Zxpl60K
— Piotr Głogowski (@kanister_mtg) 2019年2月15日
禁止された鉄工所の役割を埋めるアーティファクト
デッキリストを見てみると《類似の金床/Semblance Anvil》と《研磨基地/Grinding Station》が亡き《Krark-Clan Ironworks/クラーク族の鉄工所》の役割を埋めているようだ。《類似の金床》はアーティファクトを刻印してしまえば常にアーティファクトのコストが(2)少なくなり大体のアーティファクトが唱え放題となる。また《研磨基地》は《マイアの回収者/Myr Retriever》や《屑鉄さらい/Scrap Trawler》を誘発させるためのサクり台となっているようだ。

禁止されてから数週間で『復活』の姿を見せた『KCI』デッキがコミュニティで話題を上げる中、『たった一回の5‐0で浮かれすぎだ』『2枚でKCIを再現したところで劣化でしかない』という指摘も上がっている、が、すでに多くのカードショップでは《類似の金床》の倉庫切れを起こしている事から、今後のモダンコミュニティではこのデッキの研究は進められると考えられる。
再度メタに戻ってくるかはどうかは現時点では不明だが、ここ数日で《類似の金床》が高騰の動きを見せることは避けられないようだ。
ちなみに競技リーグでデッキを回しているPiotr Głogowski氏の配信はこちらでやこちらで観れる。(Twitch)
コメント
コメント一覧 (6)
いつも思うんですがこういう引用をするときやコミュニティが何々のような反応をしているというときにはソースにリンクを張っていただくことは可能ですか?
蝗害かな?